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東京都千代田区の歴史
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所在地 千代田区三番町18 (東郷元帥記念公園)

 「力石」とは、一定重量の大小の円形または楕円形の石で、村の鎮守、神社境内、会所や村境(今日の行政単位の村ではない)にあって、若者達が力試しに用いたと記録されています。
 古来、わが国民間信仰では石に係わる信仰は多く、石に神霊がこもる、あるいは石を依代としている神々も多いとされています。
 また、「力石」における伝承のひとつとして、「道切」説もありますが、「巨人伝説の大草鞋」などと同種のものと考えられます。しかしこれらは、石神等に関する伝承の変化であって、昔は、村々に疫病の侵入を防ぐための神であり、呪い等であったようです。(疫病は道を伝わって来るとしんじられていました。)
 公園内にある「力石」の由来は詳らかではありませんが、江戸・東京の若者達の生活と娯楽の一端を知るうえで貴重な資料であると思われます。
 なお、本力石の表面には、「五拾七貫目」(約213.75キログラム)との銘文がありますが、実際に計量したところ、146.4キログラム(約39貫目)でした。
 平成5年(1993)3月 千代田区教育委員会
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