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東京都千代田区の歴史
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所在地 千代田区九段北 (靖国神社)

 招魂齋庭は、神霊を本殿へ奉祀するに先立って、予め御魂を招き奉る齋場である。
 
齋庭の設定は、明治7年(1874)8月、第2回の合祀祭にはじまり、その場所は既ね現社務所所在地にあたっていたが、明治36年(1903)拝殿の南側に移し、明治38年(1905)5月の臨時大祭からその地を齋庭とした。



 しかるにこの齋庭は、支那事変の勃発に伴い、規模狭小、参列者並びに合祀祭神遺族の激増により、種々支障を来たすようになったので、昭和13年(1938)4月、此の地に齋庭を遷し、大東亜戦争中及び戦後合祀の際の齋場とした。
 
その面積は700坪(約2300㎡)正面に鳥居を設け、庭内には清砂を敷きつめ、中央一段高い所に縦三間(約5.5m)横四間(約7.3m)の浄域を定め、招魂祭にあたっては、此所に黒木造りの假殿が設けられた。
 
齋場の鳥居、燈籠、標柱、植樹等一切は、東京市連合女子青年団員の奉納により、標柱の『招魂齋庭』は、第三代宮司賀茂百樹の揮毫によるものである。

 昭和20年(1945)11月20日、この齋庭に天皇殿下の行幸を仰ぎ奉り当神社史上最大の臨時大招魂祭が齋行された。
 
昭和60年(1985)、上齋庭のうち浄域のみを縮小保存し、その大部分を駐車場として使用するにあたり、当神社史蹟の一環としてその変遷を記し、後世に傳えるものである。
  
靖国神社

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