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東京都千代田区の歴史
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所在地 千代田区九段北1-14-21 (築土神社)

千代田区指定有形民俗文化財
 築土神社の力石
     平成元年(1989)4月指定

 「力石」とは、一定重量の代償の円形または楕円形の石で、村の鎮守、神社境内、会所や村境(今日の行政単位の村ではない)にあって、若者達が力試しに用いたと記録されている。
 古来、わが国民間振興では石に係わる信仰は多い。石に神霊がこもる、あるいは意思を依代としている神々も多い。
 また、「力石」に於ける伝承の一つとして、「道切」説もあるが、「巨人伝説の大草鞋」同様と考えられる。しかしこれらは、石神等に関する伝承の変化であって、昔は、村々に疫病の侵入を防ぐための神であり、呪い等であったようである。(疫病は道を伝って来ると信じられていた。)
 境内にある「力石」の由来は詳らかではないが江戸・東京の若者達の生活と娯楽の一端を知るうえで貴重な資料である。
 なお「力石」に刻まれている「元飯田町」とは、「中坂」を南北にはさんだ現九段北1丁目にあたり、江戸時代からの町名である。
 平成2年3月  千代田区教育委員会
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